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末木俊一校長先生 |
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校門を入って左側に少し歩くと、大きな石碑が建っています。その碑には「忍耐はにがい しかし その実はあまい」という言葉が刻まれています。碑が建てられたのは昭和31年3月です。以来、本校の教訓となっています。 「今の子どもたちは恵まれすぎている」「物を大切にしない」「我慢がたらない」などとい 今の時代は、確かに物が豊富にあります。学習道具もありすぎて、どれを選んだらいいのか迷うことがあると思います。学校の中をみてみると、子どもたちが学習できるようにさまざまなものが準備してあります。コンピュータ、顕微鏡、たくさんの図書、テレビ、ビデオ・・・などなど。それぞれのご家庭でも、子どもたちの学習道具、遊び道具がたくさんあるのではないでしょうか。お父さん、お母さんが過ごした時代とは雲泥の差があることでしょう。情報についても同じことが言えます。 子どもにとって、ほしいもの(物・情報)は何でも手に入るということは、決していいことではありません。子ども自身が、自分にとって必要かどうかを判断して取捨選択できることが理想ですが、小学生にはまだまだ難しいことです。大人の助けが必要です。 学習道具についていえば、1つの物を大事に使うことが基本です。鉛筆1本、消しゴムひとつとってみても、最後まで使い切ることが大切です。情報に関しては、大人でも真偽の判断が難しいものがたくさんあります。子どもに与える情報を、その子の発達に応じて制限していくことが必要です。 子どもがほしがるものを、簡単に与えてしまってはいないでしょうか。子どもの我慢よりも、子どもに物を与えないという大人側の我慢が足りないという見方もありそうです。 忍耐はにがい しかし その実はあまい 私たち大人に語りかけている言葉に聞こえてきます。 |
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